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ポメラDM30の中古を購入するのはおすすめではない理由

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ポメラDM30はすでに販売終了になっており、新品を購入することは非常に難しい状態になっています。

たまにアマゾンで新品が販売されていることがありますが、3万円を大幅に超える価格で販売されているのでかなりの割高感があります。DM30は16000円ぐらいで新品が買えていたのでそれと比べると3万円以上というのは非常に高く感じます。その値段なら現行販売されているポメラDM200を購入した方がいいです。

ポメラDM30が欲しい人はできるだけ目に優しい環境で執筆をしたい人だと思います。ポメラDM200を新品で購入して、輝度を極限まで低くして使用すればかなり目に優しい環境で執筆活動ができます。

ポメラDM30の中古品をなぜおすすめしないかと言うと、ポメラDM30が折りたたみ機構のポメラだからです。ポメラDM30にはキーボードの部分に2箇所折りたたむところがあり、そこを開くことによって執筆できるシステムになります。

過去のポメラはこのようなキーボードが折りたたみの構造のものが多かったのですが、ポメラの故障としてこのキーボードの折りたたみの部分の配線不良によって故障するというケースが非常に多かったです。

なので、キーボードを折りたたまずずっと開いたまま使っているというポメラユーザーの人もいました。ポメラDM30の中古品の程度がどのような状態であるかはわかりませんが、キーボードの折りたたみ機構を採用しているポメラであるということを考えると、やはりキーボード周りの故障が起こりやすいと考えられるので、中古での購入はやめたほうがいいです。

あと、ポメラDM30は膝の上に載せての執筆ができません。下にかばんなどがないとキーボードが折りたたまれてしまいます。電車の中や、ショッピングモールのベンチの上でも執筆したい人にとっては折りたたみのキーボードのポメラは不利です。

DM200はストレートタイプのキーボードのため、キーボードを折りたたむ必要がないのでキーボード関係の故障は起こりにくいです。DM100と同様、膝の上に置いての執筆も可能です。

だったらDM200の中古を買えばいいのかと言うとそういうわけではありません。DM200では歴代のポメラと異なり乾電池ではなくリチウムイオンバッテリーが採用されています。スマホのバッテリーと同じです。このリチウムイオン電池は自分では交換できないので、中古だとバッテリーがかなりヘタっている可能性があります。それを考えるとDM200の中古購入はお勧めできません。

アマゾンだとDM200の新品が3万円台ほどで買えるので、DM30の中古を高い値段を出して購入するのならDM200の新品を購入して明るさを極限まで下げて使うほうが執筆の満足感は高いです。

DM30はE-インク液晶を採用していたので確かに目には優しいのですが、入力遅延という問題が発生しています。これはアップデートでも解消されなかったので、目に優しいという理由だけでDM30を選んでしまうと、思ったように入力が反映されないので、E-インクのこのクセを許容できる人でないとかなりイライラした執筆になってしまうと思います。

ただ個人的にはDM30は非常に好みでした。入力遅延は確かにありましたが、エネループが使えてバッテリーのヘタり問題も発生しないので、長く使えるからです。キーボードが折れ曲がり、膝の上では使えないので、もっぱら室内専用のポメラとなっています。

キーボードがストレートタイプになって新しいバージョンのE-インクを採用すれば、入力遅延の問題が解消されたポメラになりそうなのですが、ニッチすぎて商売的にはペイしそうになさそうです。

そろそろDM300が出るという噂もあったりするのでポメラの今後には注目しています。

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