一太郎の35周年バージョンである一太郎2020プラチナにはモリサワフォントが26書体付属していましたが、2021年2月5日発売予定の一太郎2021プラチナにはフォントワークス厳選17書体(筑紫書体・UDフォント)が付属します。
フォントワークス厳選17書体の内訳
FJS-筑紫明朝 Pr6N L
FJS-筑紫Aオールド明朝 Pr6N L
FJS-筑紫Aオールド明朝 Pr6N M
FJS-筑紫Aオールド明朝 Pr6N E
FJS-筑紫アンティークL明 Std L
FJS-筑紫A見出ミン Std E
FJS-筑紫ゴシック Pro B
FJS-筑紫オールドゴシック Std B
FJS-筑紫アンティークLゴ Std B
FJS-筑紫A丸ゴシック Std R
FJS-筑紫A丸ゴシック Std B
FJS-UD明朝 Pr6N L
FJS-UD明朝 Pr6N B
FJS-UD角ゴ_ラージ Pr6N B
FJS-UD角ゴ_スモール Pr6N R
FJS-UD丸ゴ_ラージ Pr6N B
FJS-UD丸ゴ_スモール Pr6N M
筑紫書体とUDフォントがサブスクではなく買い切りで手に入ります
筑紫書体はLETSのサブスク以外だとなかなか入手しづらい状況です。しかも入会金や年間使用料などで年間数万円のお金が必要になります。
これに対して一太郎2021プラチナなら4万円ちょっとで筑紫書体11書体とUDフォント6書体が買い切りで手に入ります。バージョンアップ版なら3万円台で購入可能です。一度購入したらずっと使えるのでありがたいです。
ただし期間限定での販売(1年間)
筑紫書体とUDフォントが手に入るのは一太郎2021プラチナが販売されている期間のみです。一太郎2022が発売されると手に入らなくなります。
一太郎2020プラチナに搭載されているモリサワフォントも一太郎2021プラチナが発売されると購入できません。
筑紫書体・UDフォントの使用許諾範囲
一太郎2021プラチナに付属するフォントワークスのフォントは一太郎でしか使えないフォントではなく他のソフトでも使えるようになっています。
文書を作成して印刷し、その印刷物を不特定に配布することが可能なので、同人誌にも使えます。PDFファイルに埋め込んだり、電子書籍のフォントとして使うこともできます。
サイトの画像として文字を表示させたり、商用でのバナーにも使えます。
こちらのページに筑紫書体・UDフォントの使用許諾範囲について説明があります。
https://www.justsystems.com/jp/legal/data/fontworks-taro2021.pdf
フォントは3台のパソコンにインストール可能
一太郎2021プラチナに付属するフォントワークスのフォントは、同時に使用しないという条件の場合、その人だけが使用するコンピュータ3台までインストールすることができます。
フォントが付属するのは一太郎2021プラチナのみ
一太郎2021には2種類のラインナップがあります。
無印の「一太郎2021」と「一太郎2021プラチナ」です。
このうちフォントワークス17書体が手に入るのは一太郎2021プラチナのみです。
一太郎2021プラチナにはフォントワークス17書体の他にも新明解国語辞典、新明解類語辞典が付属します。文章を読み上げる詠太も付属します。詠太は男性の声、女性の声での読み上げが可能です。女性の声のみですが、英語の読み上げにも対応しています。
文章の誤字はディスプレイ上だと見落としがちになりますが、音として聞くと発見が簡単です。文章の読み上げスピードの変更も可能なので短時間でチェックすることも可能です。
このほかにも一太郎2021プラチナにはATOKはもちろんpdfを編集できるソフトやエクセル、パワーポイントに対応するソフトも付属します。