以前サブスクタイプのPowerDirector365の記事を書きましたが、記事の検索結果を見ると、買い切りタイプのパワーディレクターが欲しいという人が多くいることがわかりました。
この記事では買い切りタイプのパワーディレクターについて書いていきます。
サブスクタイプのPowerDirector365についてはこちらの記事でまとめています。
パワーディレクターの買い切りタイプは3種類
たくさん種類があってわかりにくいのですが、パワーディレクターの買い切りタイプには以下の3種類があります。
Standard、Ultra、Ultimateの順でできることが多くなります。
詳しい比較はサイバーリンク社のページにあります。
> Powerdirectorの各バージョンの比較ページはこちらをタップ
Standardならアマゾンで5000円以下で購入可能
3種類の中で一番安いのがPowerDirector Standardです。
このStandardは、サイバーリンクの公式ページからは購入できなくて、アマゾンや楽天などのネットショップで購入できます。
ダウンロード版はなく、パッケージ版のみです。
アマゾンだと5000円以下で購入できます。
カット編集、テロップ、モザイク、逆再生、フォトムービー作成など基本的なことができるようになっています。Windowsムービーメーカーやaviutlなどの無料ソフトではちょっと物足りなくなってしまった人向けです。
デスクトップ録画ができるので、ソフトの使い方の動画を作ったりするのも便利です。
ちょっと残念な点としては、パッケージ版しかないのにマニュアルが紙ではなくてpdfであるところです。あと、このStandard版にはモリサワフォントが付属しません。テロップのフォントにもこだわりたい人はUltraやUltimateがいいです。ディスク作成はDVDです。UltraやUltimateならブルーレイでディスクでのディスク作成が可能です。
Standard版の内容はサイバーリンクの公式ページだけでなく、アマゾンの販売ページもよくまとまっています。
Ultraならモリサワフォント、ブルーレイ出力可能
Standardよりも1段階アップしたのがUltraです。
Ultraだとモリサワフォントが付属します。パッケージ版とダウンロード版があり、パッケージ版を購入すると、紙のマニュアルが付属します。
Standardではできなかった1:1 正方形動画編集もできます。
インスタなどにアップしたりする人にはうれしい機能です。
出力もDVDだけでなく、ブルーレイ、AVCHDに対応しています。
値段的にはStandardの倍以上しますが、テロップにモリサワフォントが使え、パッケージ版なら紙のマニュアルが付くので、非常にコスパがいいです。
Ultimate
Ultraのもう一段階上がUltimateです。
Ultraの機能に加え、セレクションマスク、タイトル表示範囲マスク、キーフレーム補間:停止モード、オーディオスクラブ、ボリュームメーター、ライブラリープレビュー、シェイプデザイナーが使えます。
Ultimateの残念なところはパッケージ版がないことです。
販売はサイバーリンク公式からダウンロード版を購入するしかありません。
> タップして公式サイトで PowerDirector Ultimate を購入する
紙のマニュアルが欲しい人は、パッケージ版のPowerDirector365を購入する必要があります。PowerDirector365はサブスクですが、中身はUltimateと同じです。パッケージ版のPowerDirector365を購入すれば、1年間という期間限定ですが、常にUltimateの最新版を使うことができます。
PowerDirector365ならUltimateにない特徴として、ShutterstockのBGM、効果音、動画素材、写真素材が使い放題です。Shutterstockのクオリティの高い素材を使えば、動画の質がグンとアップします。
> タップして公式サイトでPowerDirector365を確認する
結局買い切りだとどれがいいのか
買い切りタイプのStandard、Ultra、Ultimateの中で一番いいのはUltraです。Ultraならパッケージ版を購入すれば、紙のマニュアルが付属しますし、モリサワフォントも使えます。
値段は1万2000円ほどかかりますが、買い切りなのでこれ以上の出費は発生しません。
アドビのプレミアには機能制限版で買い切りタイプのプレミアエレメンツがありますが、これは2万円近くします。それを考えても、PowerDirector Ultraは非常にコスパがいいです。
玄光社のパワーディレクターの教本がkindle unlimitedの読み放題対象です
アドビのプレミアに比べると、パワーディレクターのマニュアル本は少ないのですが、玄光社からは定期的に出版されています。
その中で「サイバーリンク PowerDirector 16 実践講座」「サイバーリンク PowerDirector 15 実践講座」「サイバーリンク PowerDirector 14 実践講座」がkindle unlimitedの読み放題対象になっています。
少し古いバージョンのものになりますが、基礎的な操作は変わっていないので、手元のマニュアルだけでは不安なときにはとても重宝すると思います。
すでにkindle unlimited会員なら無料で読めますし、まだの人は無料体験もできます。