ネットで英語の文章を読んでいてわからない単語があったとき、わざわざ紙の辞書を引くのは面倒です。研究社のルミナス英和辞典などはネットで無料で使うことができますが、ルミナス語彙数の関係で載っていなかったりすることもあります。
そんなときに便利なのが英辞郎です。
英辞郎もネットで使える無料版がありますが、無料版だと広告が表示されたり、例文が見れなかったりします。
英辞郎には広告の表示なくて例文もちゃんと読める有料のPro版があります。月額で税込み330円で、喫茶店で飲むコーヒーよりも安くてありがたいのですが、サブスクではなくて買い切りの方が安心できるという人も多いと思います。
英辞郎にはサブスクではない買い切りタイプがあります
英辞郎には買い切りタイプのDVD版があります。
Windows用とMac用にそれぞれDVDが付属しているので、どちらのパソコンを使っていてもインストール可能です。もちろん広告は表示されません。
現在の最新版は、2020年1月8日版の第11版です。
ここ最近は2年に1回のペースで最新版が出ているので、次回の12版はおそらく来年2022年に発売されると思います。
英辞郎第11版の英和の見出し項目は217万という脅威の数です。
これがどれくらいすごいかというと、高校でジーニアス英和辞典を使っていた人も多いと思いますが、そのジーニアス英和辞典第5版の収録数が約10万5000です。
ジーニアスにはさらに英和大辞典というものがあり、書籍版だと18,500円ですが、そのジーニアス英和大辞典でも収録語句は25万5000です。ジーニアス英和大辞典は2001年発売なので、もう発売から20年以上経っています。
英辞郎はオンライン版だと2ヶ月毎、買い切りのDVD版でもだいたい2年毎でデータが語彙が追加されます。英辞郎第11版のDVD版なら3,080円で購入できます。
手元に英辞郎があれば最新のニュースを読んだ際に単語が載っていなくてイライラするという経験をすることはほぼありません。
DVDはインストール時に使うだけで、一度インストールをすれば、次回からはDVDは必要ありません。ネットにつながっていなくても使えるので、家のネット回線が不調だったり、アルク側のサーバーが不調で英辞郎 on the WEBが使えないときも使えるメリットがあります。
自分の所有するパソコンに台数制限なしでインストールできるのもありがたいです。
DVD版の英辞郎なら自分の訳語を加えたりすることができます
knowinglyという単語を例にすると、英辞郎だと
【副】知ったかぶりをして、何のことか分かっているというふうに、心得顔で
という訳語が出ています。
これに新たに「知っていてわざと」という訳語を加えました。
実際、User.dicに「【副】知っていてわざと」となっていますが、これが自分で新たに加えた訳語です。このUser.dicが自分で作れるオリジナルのユーザー辞書です。このデータは次版の英辞郎でも引き継げるので、作れば作るほど財産になります。自分で辞書を鍛え上げることができます。他のところから入手したこの形式のファイルを読み込ませることも可能です。
訳語にマーカーを引くことも可能です
これは11版からの新しい機能なのですが、単語を強調することができます。蛍光ペンで線を引く感覚です。色は赤、青、緑、黄色が使えます。太字、下線なども引けます。必要なくなったら消すこともできます。ここが紙と違って便利なところです。
単語をコピーすると訳語が表示
デフォルトでは設定がオフになっていますが、このようにネットを見ていてわからない単語があれば、それを選択してコピーすれば、訳語を表示させることもできます。
この状態で、単語の内容を詳しく知りたい場合は、エンターキーを押すか「本体へ」をクリックすれば、英辞郎本体が表示されるようになっています。
わからない単語はすぐに調べられてすぐに結果がわかるので、ストレスフリーです。
回数制限なく見出し語や訳のコピーが可能
DVD版の英和辞典のなかには一日の中で見出し語や訳のコピーの回数が制限されているものがあります。これに対し英辞郎だとそのような制限がないので、思う存分使うことが可能です。
ワープロソフトやエディタに訳語や用例が制限なくコピペできるので、日々英語を使っている人にはとても助かります。ショートカットも割り当てられており、効率的に作業ができます。
ネットだとアマゾンよりも楽天がお得
英辞郎第11版のDVDは買い切り価格で3,080円です。
ジーニアスやライトハウスなどの学習辞書よりも安い価格で購入できます。
アマゾンでも購入できますが、ポイントの還元を考えると楽天で買うのがお得です。楽天だと、楽天ブックス以外でも取り扱っているお店が多数あります。お買い物マラソンやスーパーセールの時期に購入すると、ポイント5倍でお得に買えます。
語彙数が多いだけでなく自分で辞書を強化できるのも英辞郎の強みです。スマホでも使える英辞郎PROと併用している人も多いです。