ミラーレス一眼は通常の一眼レフよりも軽いですが、それでもレンズを入れると最低でも4~500gの重さがあります。望遠側の写真を撮りたいと思ったらレンズを交換する必要があります。撮影に行くぞと気合を入れて撮りに行くときはミラーレスでも構わないのですが、普段散歩ついでに持っていくカメラとしてはあまりふさわしくありません。
スマホはスマホでパット取りたいときに便利なのですが、スマホだと望遠が弱いので遠くから鳥を撮ったり猫を撮ったりするのが苦手です。
そんな時に便利なのがパナソニックのDC-TZ90です。
マクロは3センチから光学は30倍のズームがあるのでミラーレス一眼のレンズ2本分以上の働きをしてくれます。
このDC-TZ90はセンサーサイズ1/2.3型のコンデジではありますが、RAW現像も可能です。また4K30Pの動画を撮ることができます。4K30Pの動画は最大で15分の連続撮影が可能です。1920×1080 60Pのフルハイビジョン動画を撮影することも可能です。こちらは連続30分まで撮影できます。
動画をマニュアルモードで撮影でき、絞りやシャッタースピードを調整することも可能です。
マクロから望遠まで対応できるオールラウンドなコンデジですフェンスの交換なしにマクロから30倍まで光学30倍まで対応してくれるのは本当にありがたいです。ファインダーも付いているので、晴れの日の撮影も問題なくできます。
チルト液晶で上に180度画面が動きます。自撮りも可能です。
DC-TZ90には面白い機能があります。それが4Kフォトモードです。
秒間30コマ連写をすることにより、決定的瞬間を逃さないモードです。
シャッター音を消して最大15分間連続で連写可能で、結婚式の大事な場面など、絶対に失敗できないシーンを確実に写真に残せます。シャッター音を消して連写できるので周りにまったく迷惑をかけないのもありがたいです。撮った後で、ベストショットをじっくり選べるので、安心して撮影できます。なかなかいい顔をしてくれない赤ちゃんも4Kフォトモードならベストショットを収めることが可能です。
DC-TZ90に後継機種にTZ95があります。
TZ95との違いですが、基本性能は変わりません。
TZ95の方がEFVが高画質になりBluetoothに対応した点以外は目立った違いはありません。1万円ほど価格差があるのでTZ90の方が圧倒的にお買い得です。
良いカメラの条件として肌身離さず持ち歩けるというのも重要です。いくら写りが良くても持って行くのがめんどうだなと思ってしまうとカメラとしての価値はあまりありません。その点でもTZ90はコンパクトでズボンのベルト通しにカラビナ付きのケースをつけておけば、常に持ち歩くことができます。コロナ禍でなかなか遠くに写真を撮りに行くことができませんが、TZ90は近所の散歩のお供にぴったりの相棒です。
3万円台前半で購入できる今が購入のチャンスです。