SONYのcyber-shot RX100シリーズは2021年現在で、M7まで販売されています。
このRXシリーズは非常に面白い販売のされ方をしていて、通常、カメラに限らず家電というのは後継機種が販売されると、その前の機種は販売終了となって型落ち品になるのが常識です。
ところがこのRX100シリーズに関しては新製品が販売されても前の機種を販売終了にしないで併売を続けるという非常に珍しい売り方をしています。
初代のM1からはじまってM7までを比較すると、当然新しい機種の方が4K動画が撮れたり、液晶画面が回転したり、外付けのマイクを付けたりすることができるので、機能が上なのは疑う余地はないのですが、カメラという機能に着目すると、初代のRX100から1インチの大型センサーを内蔵しており、ミラーレスの一眼に負けない非常に芸術的な写真を撮ることができます。
初代のRX100はプロのカメラマンにもファンの多い機種です。
そんなRX100シリーズですが、今年に入り初代のRX100販売がソニーストアで終了しました。
高級コンデジというコンセプトを打ち出したRX100の初代は特に人気のある機種です。
2012年の販売されており、実に9年も販売され続けた息の長いデジカメです。一つの機種が10年近くも生産、販売続けたということはソニーの自信とユーザーの支持があったからだと思います。
普通のデジカメやスマホでは撮れない非常にアートな写真を撮ることができます。
ミラーレス一眼には興味あるけど、ミラーレスであっても大きいので、なかなか持ち歩いて写真を撮れないと考えている人にとってはコンパクトデジカメほどのサイズで完結するRX100シリーズは非常に重宝します。
カメラ系のユーチューバーが今でもRX100の初代で撮影した写真の動画をアップしています。
RX100の初代が終売になったことを受けて現在、新品を3万円台で購入することができます。市場在庫もそろそろなくなってきていると思うのでこの価格で買えるのは最後だと思います。
RX100の初代は、中古でも購入することができますが、9年間販売され続けた機種なので、中古相場にあるのが使われてどれぐらいになるのかがわかりません。ひょっとすると発売当初の機種も紛れ込んでいる可能性があります。それを考えるとわざわざ中古に手を出して失敗するよりも3万円台で新品が買える今を逃さない方がいいと思います。
RX100は写真だけでなく動画も撮ることができます。
4Kは取れませんがフルハイビジョンの1,920×1,080/60pの動画を撮ることができます。
F1.8~F4.9で、光学3.6倍です。
明るいレンズで背景ぼけのある写真も撮ることができます。
今ならAmazonから直接購入することも可能ですし、楽天にあるカメラのキタムラなどでも新品の取り扱いがあります。